あ、そっかー 3
3月30日 臨時の追記(その2(^^;)
みんな無事に埼玉に帰りました。
レオンと野花を見習って、今を一生懸命生きてます。皆様もどうぞお元気にお過ごし下さいませね。
ちょっと前に、川沿いの道を散歩した時、釣りのキャスティング大会みたいなものをやっていました。
レオンは釣り、特にキャスティングが主になっているフライフィッシングなどは苦手です。
というか、竿を振っている人を見ると激しく吠えてました。
3、4年前に河口湖に遊びに行った時、ちょうど釣りシーズンだったので
湖畔で竿を振っている人にメチャクチャ吠えて、慌ててレオンを連れて逃げ出したことがあります。
対岸で釣りをしていた息子の話では、吠える声は湖を渡って対岸の方まで聞こえていたそうです^^;
あ、と、私が叱る声も^^; ; ;
それ以来、川などでキャスティングの練習をしている人を見ると、避けるようにしていました。
レオンは遠くからじっと見たりはしていましたが、吠えることはありませんでした。
1、2歳の頃、鞭を振って威嚇する仮想の犯人にとびかかっていく、という
警察犬用の訓練をしたからじゃないかなあ、などと家族で話しておりました。
鞭を振る動作と、竿を振る動作がそっくりなのです。
理由はどうあれ、水面を眇々とすべってゆく犬の吠え声が自分の家の犬のもの、
なんてあまり嬉しくありません。
その日も引き返そうかな、と思ったのですが
レオンは緊張した様子もなく、かと言って、リラックスした様子でもなく
なんというか、ちょっとクンクンしたりして、淡々と釣りのおじさんたちの方に歩いて行きます。
どうするのかな、とついて行くとスッと雑木林の中への横道に入って行きました。
あ、この道に入ろうとしてたのね、吠えないで自分でよけて、と
雑木林の中をレオンについて歩きながら、思わず頬がゆるみました。
声をかけておやつをあげようとした時、川のほうで、釣り糸が空を切る
ヒュッという鋭い音がしました。
レオンはピョンと跳びあがって、それから5、6歩速足になりました。
ああ、やっぱり怖かったんだ。
怖かったのに吠えずに我慢して、自分で横道に入ったのよね。
ありがとうね、我慢してくれて。自分で頑張ったんだね。偉かったね。
オヤツをたくさんあげながら、私もまた、ヒュッという音をきっかけに
様々な出来事を思い出していました。
レオンはあの訓練の鞭の音が怖かったんだ。私も本当は怖かったよ。
見てるの本当はいやだったんだけど、我慢しちゃったの。
レオンはもっとたくさん我慢しててくれたんだね。
どれだけ怖いことや嫌なことを我慢してきてくれたんだろう。
やっと嫌だ、と言えるようになったんだもの、もう少しおつきあいするからね。
こんな風に自分で避けることができるようになるのなら
お客様に吠えるのだっていつかはやむよね。
吠えないで避ければいいって、わかっていくよね。
怖いものばかりの世の中じゃないことだって、今にわかってくれるよね。
いろんなことがあったんだもの。我慢してくれてただけで十分だったよね。
ほとんど言葉に出来ないほど一度にたくさんのことを感じながら
雑木林の中を通り抜けて河原に出ました。
キャスティングの会場はもうずいぶん上流になっています。
レオンは振り返ってそっちの方をしばらく眺めてから、
とびきりの笑顔で私の方に歩いてきました。
それから、川岸に立って、私を振り返っておねだりのポーズ。
うーん、もうちょっと遠くまでいってからね。
言葉をかけるとレオンはまたしても我慢して、素直について来てくれました。
本当に誰もいなかったので、リードをはずして、ありがとう、行っておいで、と言うと
川に入って、しばらくの間水を跳ね散らかして走っていました。
子犬みたい。
レオンを眺めながら、いつのまにか自分が“Stand by me”という歌を口ずさんでいるのに気がつきました。
私には頭の中がパンパンになると、我知らずに歌い出す癖があります。
歌の内容を思い出して、ちょっと涙ぐみましたが、それが何か?(だんだん、図々しくなっているな)
英語の歌なのですが、大体こんな内容の歌詞です。
超意訳(違訳?)なので、正確に知りたい方は適当にググって下さいませね。
***************************
月明かりしか、たよりのない
暗いところでだって大丈夫
怖くなんかない
あなたが傍ですっくりと立っているなら
空が落ちて来たって、山がひっくり返ったって
私は泣かない、絶対泣かない
涙なんか流さない
あなたが私の傍にいるから
背筋を伸ばして立っているから
大好きな大好きさん
傍にいて
背筋を伸ばして立っていて
私の傍で
私の傍で
あなたが辛い時にもいつも
傍にいて
背筋を伸ばして立っていて
私の傍で
私の傍で
***************************
あー、そこのあなた、英語の歌詞を見ても、細かいところは突っ込まないよーに。
その時には大体こんな風に思い出した、ということですから、間違いは大目に見てやって下さいませね。
こんな歌を口ずさみながら、なんだか、とても静かな、でも、幸せな気持ちで
レオンが走り回るのを見ておりました。
お互いによりかからずに、自分の足で立ちながら、一緒にいる幸せ・・・
ああ、うまく言えない。でも、いいや。
レオンが吠えるのを咎める気持ちで見るのはよそう、とあらためて思いました。
うるさいと思ったら、静かにしてくれるように頼もう(実際、静かになってくれます)、
静かになったらオヤツをたくさんあげて、丁寧にありがとうと言おう、とも。
そして、今のところそうできてます*´v`*
レオンは吠える時間が少しずつ短くなっています。
やめてね、の一言で吠え止んで、私の前に来て座ってくれることもあります。
野花が吠えても、知らん振りをしてくれるようになりました。
私の傍に来て、吠えませんでした、と言うように見上げられると、もう、たまりません。
本当はオヤツが欲しいだけだったとしても、レオンは吠えるのを我慢してくれているのです。
お客様がみえる時には可能な限り、子供たちが散歩に連れて行ってくれてます。
帰ってからだと、お客様がいても、吠え方が穏やかです。
このまま少しずつでも変っていってくれるといいけれど、そうじゃなくても
レオンはたくさんのハードルを自分なりに跳んできた、私達の大切なレオンです。
与えられている時間を、野花も一緒に、楽しく穏やかに過ごしていきたいと思います。
帰ってきてから気がついたことがありました。
こんな出来事が起こる1週間ほど前に、レオンのリードを変えたのですが
そのおかげもあったのではないかな、と。
持った感じが前のリードとはずいぶん違って
何となくレオンの様子が手から伝わってくるような気がします。
ということは、私の気配もレオンに伝わりやすい、ということでもあり
このリードにしてから、一段と穏やかな散歩を心がけるようになりました。
私が何かに反応すると、リードは緩んでいるのにレオンが振り返るのです。
なんとか穏やかに散歩できるようになった今、やっとこのリードを手にできたのは
その方がよかったからなのかもしれません。
私がビクビク散歩している頃にこのリードを使っていたら、ちょっと苦しい状況になっていたかも。
前のリードは私がテントのロープを適当に編んだものでしたから、余計そう感じるのかもしれませんが。
新しいリードが手に馴染むころには、どんな散歩ができるようになるのか、今から楽しみです。
隔週刊、なんて言っていたのに、とうとう月刊になってしまいました。
家庭の事情(私の体調、叔母の介護、etc…あ、リフォームも)で
なかなか自分の時間がとれなくて、そんな時間も、あったら
全部レオンと野花のために使いたかったからです。
色々考えていたのですが、そろそろブログの筆を置いて
レオンと野花と過ごす時間をもっと多くとりたいと思います。
短い間でしたが、ブログを書くのは楽しかったし、
読んで下さる方がいるのもとても嬉しかったです。
これ以上言い訳すると、また続けたくなって(^^ゞ、
関係各方面にご迷惑となることもありそうなので
ここできちんと更新停止いたします。
Eggiさんはじめ、お世話になった皆様、どうもありがとうございました。
たくさんのことを教えていただきました。
Eggiさんのブログに出会わなかったら、今のレオンも、今の野花も、いなかったでしょう。
久しぶりに自分の昔の記事を読み直して、二人の表情の変化にたまげてしまいました。
特にレオンはまるで生まれ変わったみたいです。本当にありがとうございました。
そして、ひたすら読み続けて下さった皆様、どうもありがとうございました。
いつも励みにさせていただきました。
また、いつか、どこかで、お会いできるといいですね。
あのー、私、この世とさよならする訳じゃないので、
ブログ以外のところではこれからもよろしくお願いしますね。
つい力が入ってしまった。こういう時のご挨拶って、難しいなあ・・・




































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